1996年に当時55歳で自治公民館長に就任して以来、住民と一緒に「行政に頼らないまちおこし」に取り組んでいます。
「リーダーは勇気と執念、アイデアとポリシーを持っていなければならない。言ったことは即、実践。自らの汗、行動以外の何ものもない」
自治公民館長 豊重哲郎
1960年 県立串良商業高等学校卒業。東京都民銀行入社。
1971年 Uターンして串良 町上小原でうなぎ養殖を始める。
1981年 うなぎ専門店「うなぎの川豊」創業。
1985 年 民間主導型「串良やったる会」結成。
1996年 「うなぎの川豊」閉店と同時にうな ぎのエキス「ヘルプアイ本舗」を創設。
1996年 柳谷自治公民館長として『行政に頼 らない「むら」おこし』を実践中。
限界集落直前の約300人の「やねだん」集落が、 行政に頼らない地域づくりを続けて23年が経過しました。 住民自治の理念を基本に組織で運営し、 事業部の自主財源確保活動の益金を 福祉・青年部育成・環境整備・未来像のテーマに還元することで、 協同の輪が拡大しています。 特に、地域活動に無関心層の参加意識の向上で、感動と感謝の地域づくりを継続しています。 やねだん地域を維持し続けるために「文化向上と子ども」をテーマにした青年育成部活動の充実で 最近Uターン組が増加し、 5才以下の幼児が18人、小中学生合わせて29人と人口の1割強に到達しました。 又地域づくりモデル集落として年間約5,000人が国内外から視察来訪。 その対応等でも、運動共同世帯の団結力は自他共に認められています。 やねだん集落民代表ランナーも意識し、自信と誇りを持った感動的走行で、 地域づくりは国づくりを発信しています。 地域リーダー養成塾の「故郷創世塾」の塾長として 全国の卒塾生1,134人にも誇りと感動的を与え地域づくりのムードを一段と高めてまいります。 (2020年現在)